mofumo開発者であり、美容師として約25年間1万人以上の髪を施術してきた織田が、皆様の髪のお悩みにお答えするこちらのコーナー。
美髪を目指す方々に向けて、「トリートメント」の効果的な使い方をご紹介しています。
今回は、「コーミングが効果的!?トリートメントの使い方」です。
▼【INDEX】
✅この記事を書いた人
EAunotienda株式会社 代表織田 幸鳳
1977年生まれ。約25年美容師として1万人以上の髪を担当。2022年より「美髪」をテーマにオリジナルプロダクトの開発をスタート。
ヘアケアの基本である「トリートメント」。
せっかく使うなら効果的に使いたいですよね!そこで、おすすめしたいのが「トリートメントのコーミング」です。
今回はコーミングの方法やトリートメントの使い方についてご紹介します。
コーミングの重要性
トリートメントを手ぐしで全体に行き渡らせたあと、目の粗いコーム(ブラシ)で髪を優しくとかすのがおすすめです。
それにより、トリートメント成分が均一に行き渡り髪のもつれを解消。ムラなく浸透させることができます。
コーミングをする際には、毛先から髪の中間あたりをとかすのがおすすめです。根元からコーミングをする必要はありません。
トリートメントの使い方をチェック
どのタイミングでコーミングをすると最適なのか、トリートメントの使い方をふまえてチェックしてみましょう!
STEP1 シャンプーで洗髪
まず、シャンプーで髪と頭皮の汚れをしっかり洗い流します。これによりトリートメントが髪にしっかり浸透するための準備を整えます。
STEP2 余分な水分を手で絞る
シャンプー後、手で優しく髪を握り、余分な水分を軽く絞り出します。髪が水で満たされすぎていると、トリートメントの成分が髪に浸透しにくくなります。
STEP3 トリートメントを手でつける
適量のトリートメントを手に取り、特にダメージが気になる中間から毛先にかけて丁寧に塗布します。根元や頭皮には必要以上に塗る必要はありません。
STEP4 ここでコーミングをします!
トリートメントを均一に行き渡らせるため、ブラシやワイドトゥースコームを使って髪を優しくとかします。
STEP5 もみ込む
コーミングした後、髪にトリートメントの成分がしっかりと浸透するように、髪全体を優しく揉み込みます。この工程で髪の内部までトリートメントを行き渡らせることが重要です。
STEP6 放置時間を守る
パッケージに記載されている推奨の放置時間を守ります。この時間がトリートメントの成分が髪の内部に浸透し、効果を発揮するために必要です。
STEP7 ぬるま湯で洗い流す
ぬるま湯を使用してトリートメントを丁寧に洗い流します。最後に冷たい水を使うと髪のキューティクルが引き締まり、さらに効果を感じやすくなります。
STEP8 柔らかいタオルでタオルドライ
トリートメントを洗い流した後、しっかり水分を吸い込む硬くない素材のタオルで、擦りすぎないように優しく髪を拭きます。
この時、髪を傷めないようにタオルで優しく押さえるようにして水分を吸収させましょう。
正しいタオルドライの方法は、「正しいタオルドライ方法6STEP」でご紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
STEP9 自然乾燥 or ドライヤーで乾燥
その後、自然乾燥させるか、低温設定のドライヤーを使用して髪を乾かして終了です。
髪を「熱」や「摩擦」から守ることが
美髪への第1歩!
美しい髪のツヤや潤いを保つには、トリートメントの他にドライヤーの熱や摩擦を避けることが重要です。便利なアイテムがありますので、上手に活用して美しい髪を目指しましょう。
▼おすすめアイテム
<ドライヤー前にスプレーすることで、髪に潤いを与えます>
髪の最高修復美容液成分「ナノリペア」配合の高濃度浸透性ヘアケア美容液。ドライヤー、ヘアアイロン、コテなどの遠赤外線を使用する前に、
髪にスプレーすることで栄養素が髪の中に溜まり水分と油分を補い潤いを与えます。
<お風呂あがりに髪に巻くことで、ドライヤー時間を短縮!>
[mofumo]タオル&ターバン
「タオルドライで髪を傷めない」ことを目的に、美容師が6年かけて開発した美髪のためのマイクロファイバーヘアタオル&ターバン。お風呂上がりに髪に巻くことで摩擦による髪の負担を軽減し、ドライヤーの時間を短縮します。
トリートメントをコーミングで効果的に!
今回は「コーミングが効果的!?トリートメントの使い方」をご紹介しました。
トリートメントを行う際、ちょっとしたひと手間を加えることで効果的になることも。今日からぜひやってみてください。
▼関連記事